前にも書きましたが、有名な証券会社から転職してきたMさん
ダウ理論を知りませんでした。
下記チャートは、上げトレンドですか? 下げトレンドですか?
見れば、誰でもわかりますよね。 上げトレンドです。
言葉で表すと、高値が切り上げり、安値も切り上げている状態
「当たり前な話をもったいぶるな!」
と言われそうですが、これが基本の基本になります。
下記の上昇トレンドで「もち合い放れパターン」を見つけてください。
移動平均線の上の場合は、
上放れパターンが基本(上に抜けるパターンのことです)
A、B、Cが上放れパターンの個所です。
グランビルの買い1、買い2、買い3の後がちょうど
A,B,Cの個所
Aで買っても、Bで買っても、Cで買っても、儲かりました。
今度は、下げトレンド。もち合い放れはどこですか?
移動平均線の下。よって下放れパターンが基本。(下に抜けるパターン)
A、B、C、Dが下放れパターンの個所になります。
AとBは儲かったでしょう。
CとDは微妙。儲かったかもしれないし、損したかもしれません。
(Dでは、損したでしょうね)
ダウ理論は、上昇トレンドか下降トレンドかを判断する基本的な考え。
上昇トレンドと認識したら「買い」で入る。
下降トレンドと認識したら「売り」で入る。
今回の解説で、証券会社の人間より多くの知識を得ました。
ダウ理論も知らないのですから
もち合い放れの知識を知っている証券マンは5%も
いないでしょう。
もちろん冗談ですが、
結構、証券マンで知らない人は多いと思いますよ。