なぜ平行線(抵抗線、支持線)にこだわるの?
初心者は、トレンドに乗ることができれば勝組になる確率が高まります。
チャートは「もみ合い」ばかりだけど、永遠に「もみ合い」は続きません。
「もみあい」から「トレンド」への変化は、平行線を抜けたかが重要。
四角形のボックスからの抜けも同じですが、まずは平行線から。
問題4
ローソク足と遅行線と移動平均線だけのシンプルなチャート。
エントリー場所は、どこでしょうか?
グランビルの買い1がBかC
Dがグランビルの買い2か
CとDが買いエントリー場所。
Aで売りエントリーも考えられます。
しかし、全く下がらず、損切りで対応。
75MAとローソク足が絡んでいると「もみあい」状態。
遅行線もしかり。
Cから上抜けで、75MAと遅行線は絡まなくなった
と判断できそうです。
GMMAチャートで見ると
玉2つ入れることができたA
売りポイントと判断できますが、失敗トレード。
Bは玉1つが入り、平行線抜けの場所。
玉が2つ目の場所がD。
玉2つ入れの法則の他、
玉1つ+平行線抜けも有効のようです。
ここで復習
玉入れの法則
1つ目の玉は、短期線と長期線がきれいに揃ったところ。ねじれていないこと。
2つ目の玉は、玉を入れて止まるところ。狭くなった場所。
問題5
玉を2つ入れてください。玉2つ入れの法則。
また、玉1+平行線抜けの場所はどこでしょうか?
短期線(短期組)と長期線(長期組)は同じ方向になった場所に玉を1つ。
くびれた場所に2つ目の玉を入れます。
Eが1つ目の玉。Fが2つ目の玉。
Fは下から玉を押し込んでいるのでFに2つ目の玉があります。
Fで売りエントリー。儲かりました。
玉1つ+平行線抜けの場所はG
下の方向へ短期線と長期線が揃い、平行線抜けたので(もみ合いから抜けたので)売りエントリー
Gで売りエントリー。これも儲かりましたね。
Fの方がGより早くエントリーできました。
問題6
玉を2つ入れてください。
また、玉1+平行線抜けの場所はどこでしょうか?
この問題6
出題しておいて、私も正解できません。
負けトレードになります。
左から真ん中まで「もみあい」ですね。
「もみあい抜け」でエントリーしようと思うと、真ん中あたりで売りエントリーして負け。
問題6の解は、D2とY そして E2とZ。
Yは「もみ合い」から抜けているように見えます。
グランビルの売り1(買い1)は、だまされやすく、難しいですね。
(検証:Yに対応する遅行線、平行線を抜けていると判断しますか?
抜けているようで、抜けていない?
上にある平行線は上に抜け上げ、上昇トレンドとなりました)
右側の方
E1が玉1つ目。
短期線(組)と長期線(線)が重ならずに上を向きました。
E2が玉2つ目。
玉を入れて止まったところ。
E2で買いエントリー。これはOK。
E3もOK。
玉1つ+平行線抜けの場所がZ
Zで買いエントリー。これもOK。
GMMAチャートの基本
エントリー場所がいくつかあります。
鰯(いわし)食いシグナルなど
トレンドが確認できてからエントリーしないと勝てません。
目でわかりやすいGMMAチャートも「もみあい」が苦手。
トレンド発生の確認は何で判断するんでしょうか?
平行線抜けですよね。ローソク足しかり、遅行線しかり。何度も言います。
Zが玉1つ+平行線(抵抗線)抜けの場所です。
E2、E3はグランビルの買い2。
池上優ちゃん(グランビルの買い2のこと)は、やはりすばらしい。
左から真ん中まで続いている「ごちゃごちゃ」している場所でエントリーしても儲かりません。
Yで売らないこと。
もみ合いから抜けているようなYで売らない方法は
池上優ちゃんや薬師丸ひろこさんが登場するまで待つことです。
何を言ってるか不明? わかりますよね。
要は、グランビルの買い2と買い3を狙っていくことです。
Zから上を何と言うのでしょうか?
そうです。
「FXとマンションは眺望が命」
Zから上 左側を見ても障害物はありませんよね。
「障害物がないほど高くなったので買い」なのです。
もう1回、問題4のチャートを見ます。
グランビルの買い1は、BかC
グランビルの買い2は、Dと書きましたが、
他人と話すときは
グランビルの買い1はAの上の75MAを抜いた場所であり、
グランビルの買い2はBの下の75MAと接したところです。
この買い1と買い2は相当に難易度高いですよ。
一般で言われているグランビルの法則は難易度高し。
使いこなしている人いるんでしょうか?
概念だけ学んで、犬のアレンジ版グランビルの法則の方が使えると思うけどね。
GMMAを使うには、玉1+平行線抜け後です。
もう1つぐらいチャートを見ましょう。
問題7
エントリーすべき場所を教えてください。
平行線が3本引けました。
どの平行線を意識したらいいのか?
GMMAの短期線(組)と長期線(組)が揃ったところがP1
玉1つ+平行線抜けはP1の上にある大きな陽線となります。
P2が玉2つ目。買いでOKでした。
P3が玉3つ目。もちろん買いでOK
P3の上のCが無難な買いエントリー場所となるのでしょうか。
Cは、「2億円パターンの上放れパターン」になります。
GMMAでない普通のチャートだとCでしょうね。
GMMAでなければ、P2でエントリーはできません。
ということは、陳さんの弟子入りしますか。
弟子入りする前に一目均衡表を見ましょう。
エントリーするとしたら、やはりCですね。
やはり、陳さんに弟子入りしましょう。
ここで1つチャートを確認しましょう。
RCIチャート。禁断のRCI。
どういう意味? 自分でも意味不明。
MがRCIのA戦法 厳密にはAとなっていないがA
Mから下がっています。これは負けかな~。
実はK。これ逆A型 これもきちんとした形ではありません。
9と52のベクトルが上方向。RCIの9は交差してないが下から真中まで鋭利な角度で来た。
ローソク足のK
普通はこんなところで買えないけど、
RCIは「買うのもおもしろいぜ」と言っている形。逆Aの変形版。
このブログ以外の一般のRCIの解説は、機能するとは思えない説明ばかりですが、意外とおもしろく奥が深いのがRCI。
平成最後の4月なので、ついついRCIの秘伝をこの前、開示してしまったけど、美人な女子限定で開示すべきだったと後悔しています。
もちろん冗談です。
開示した時にも書きましたが、RCIだけ見てトレードしても負けるはずです。
若くてゲームが上手い人は、私と違うかもしれませんが、何か工夫して儲けられたら教えてください。
もちろん、手法は自分1人の手法として開示する必要はありません。
私はローソク足のチャートが一番だと思っています。
単純でないと判断ができないので、私はローソク足が出ているチャートで勝負し続けます。
私の話を聞いても、役に立たないでしょうから、
GMMAチャートの大家、陳さんの言葉で終わりましょう。
投資家の90%、いやそれ以上の人々が「1回の取引で元本の2%以上を失ってはいけない」というマネー・マネジメントの掟を知らないか、知っていても守らない。
FXトレードの腕前がどれほど優れていようと、掟を守らないと早晩、為替市場から退場する運命にあります。
「プロ」と呼ばれる金融機関の人々は会社から厳しく資金管理の規律を課せられ、それを守っています。
なぜなら、守らないと会社をクビになるからです。
日本にはFXの「伝説」が多過ぎます。
毎月、投資金額の数倍のお金を荒稼ぎしているとか、
少額資金から数億円の利益をたたき出したとか、
ウォール街のトップトレーダー顔負けの「天才」たちが続々と登場しています。
一攫千金の夢が現実社会でなかなか実現できないからFXに託す、
といった発想が氾濫しているわけですが、FXで本当に儲けたいなら、リスクを常に把握し、コントロールしなければなりません。
GMMAチャートは「最後にこれしかない」と自信を持って紹介できる優れたチャート技法です。
しかし、相場の掟に背きそうになったら、容赦なく損切りして自らを罰するぐらいの気持ちがなければ、どんなチャート技法を使っても勝ち続けることはできません。
口を酸っぱくして、まずはその点を指摘しておきます。
(扶桑社「FX最強チャートGMMAの真実」陳満咲杜著より抜粋しました)
資金管理は、おもしろくないので、興味ないし読みたくもないかもしれませんが、陳さんが書いているように「相場の1番の掟」です。
交通ルールを違反したら、(赤信号で止まらない)事故に遭遇するはずです。
「赤信号では止まる」ルール同様なのが「損切りは100%実行する」
GMMAチャートのところで、陳さんに弟子入りしようと書きましたが、厳しそうなので、弟子入りは止めましょう。
GMMAチャートは初心者向きだと思いますので、問題形式で書いていきたいと思います。